A.はい。軽井沢は独特の気候ですので立地環境と建物には注意が必要です。 具体的には雪、寒さ、湿気、野生動物などがあります。

標高９００ｍ級の山間部に位置していますので、ほぼ毎年雪が降ります。 積雪は３０ｃｍ以下と多くはありませんが凍結被害もありますので注意が必要です。

国道18号などの主要道路などは除雪車が道路の雪かきをしてくれますが、わき道では雪が積もったままになることもあります。特に傾斜のある道などが凍ってしまうと車がスリップする危険もありますので、除雪済みの主要道路に出るまでの道が危なくない場所を選ぶことをおすすめします。

余談ですが雪を溶かすために道路に除雪剤を撒くこともあり、これに含まれる塩分が車を傷つけることもありますので錆などに注意してください。

次に寒さですが軽井沢は夏に涼しい分、寒い時期は平地などに比べて長めです。建物を購入または新築される場合は寒さに強い物件を探すことをお勧めします。また別荘などで長期に家を空ける場合には、冬場に水道管に残った水が凍らないように水抜きが必要になります。

軽井沢ではよく霧が見られます。開けた市街地ではあまり問題ありませんが、山間部では濃霧が発生するため木々に囲まれた物件をお求めになる場合には、なるべく見通しのよい場所をお探しになるとよいでしょう。

雨の日などの天候条件の悪い日に自分の目で確かめに来られると、よりよい物件探しができると思います。

軽井沢は自然豊かな山間部にありますので野生動物も人間と共存しています。 サルの群れが人里に降りてくることがあるので、ラジオのモンキーリポートをチェックする。また山に入るときにはクマよけの鈴をつけるなど、できるだけ危険のある野生動物とは遭遇しないようにしましょう。